2009年12月14日月曜日

14日「ボラボラの家」

来年いよいよ環境教育プログラムが始動する予定だ。
その下見にメリディアンホテルまで自転車で行ってきた。
少しでもエコである。
メリディアンホテルはカメセンターを抱えているとおり、環境保護活動に積極的で、
またカメセンターの責任者はとても環境保護に熱い男である。
来年は私からさらに油を注ぎたいと思っている。

とにかく、今日話したいのはボラボラの家のことである。
メリディアンに行く道々、いつもとは違う風景、家々を眺めながら行った。
ボラの家でまず驚くのは、お墓が玄関先にあることである。
カトリックが多いポリネシアでは基本的に土葬である。
しかも家の庭に土葬。
墓の上が植木置きになっていたりする。
その家を人に貸すこともあるから、
借りるときには注意しなければならない。
以前友達の家に行ったらいきなりお墓があったから、びっくりしたことがある。

ときどき素敵な三角屋根のお家もある。
2階に素敵なテラスがしつらえてあって、一階からの蔦が絡み、
素敵な丸いテーブルと椅子が感じよくおいてあって、
「あーこのベランダでアフタヌーンティーなんてしてみたいなあ」
と思いながら通り過ぎようとすると、
そのベランダにはベッドも置いてあり、
「おおお、ここで寝るのかい!
あああああ雨の日は吹きこむよ~!」
と心の中で突っ込んでしまった。
昼寝用のソファベッドではない。
きっちり寝るためのベッドなのである。

家を建てるときは親戚友人を総動員して建てる。
色もさまざまである。
最近、山の麓を削った小高い丘の上になんと
紫色(まあ藤色っぽい)の家ができた。
ボートからみえるので、タヒチアンのスタッフに
「ちょっとー、すごいねー、紫の家やでー(変~)」
と言ったら、
「僕の家も紫~!」
「む、紫っていいよねーっ!」
と、どきどきしてしまったことがある。

建て増ししようとして、途中でやめたような家とか、
どうやって帰るのか分からない家とか、
そうかと思うといきなり
「福」!!
と書いた家もある。
島一周あるいは半周でもすることがあったらぜひ探していただきたい。

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