2009年11月15日日曜日

15日「バカモン・・・いやゴマモンガラも」


実りの季節はバカモンガラ、いやゴマモンガラにも来る。
今日ハピティで卵守をするゴマモンガラがいた。
砂利の底に生みつけられた白っぽい卵の塊をダイバーから隠すように守っていた。

通常ゴマモンガラは注意しなければならない魚である。
特にこの季節、巣から円錐状に上に向かうテリトリーを作る。
このテリトリーに入るものをものすごい勢いで攻撃する。
体が何倍も大きいダイバーにも容赦なく、うっかりかまれるとけっこうしゃれにならない。
テリトリーは上に広がっているので、攻撃を受けたときには水平方向にすばやく逃げるべきである。
後ろ向きにフィンで戦いながら逃げ切る、というのはよくガイドがする手である。
その代わりフィンには歯形に穴があくこともある。

ちなみに卵守はオスの役割らしく、雌は見張りをし、テリトリーに入ってくるものを攻撃するのはメスであるらしい。
昨日ムリムリではダイバーがひそかに攻撃を受けていた。
今日はメスは留守だったらしく、オスが必死に卵を守っているだけだったので、追いかけられずにすんだ。
あ、そうそう、ムリムリではバカガメは相変わらずバカ振りを発揮し、健在であった。

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