2009年11月12日木曜日

12日「実りの季節」


真ん中の黒っぽいのが卵。黒っぽいのは孵化間近。
 
産みたてはオレンジっぽい黄色。

少し前に「恋の季節」が来たと書いたと思うが、今は「実りの季節」である。
アネモネフィッシュはワンシーズンに何度か卵を産むらしい。
同じところに卵が産み付けられては消え、また現れてはしばらくしてなくなっている。
魚の卵は孵化直後にそのほとんどは他の魚に食べられてしまう。
しかし孵化できればまだいいほうで、半分ほどは孵化前に食べられてしまうのだろう。
「ファインディング・ニモ」でもニモの兄弟はすべてオニカマスに食べられてしまった。
実際にオニカマスがこんな小さな卵は食べないと思うが、
時々まだオレンジの卵が翌日にはすべてなくなっていることがあった。
素人目に見ても、
「こんな目立つところに産んじゃダメ!」
と思うような場所に産みつけられており、
格好の餌場になったものと思われる。
先日はロクセンスズメダイかミツホシクロスズメダイのものと思われる卵が岩場一面にぎっしりと産みつけられていて、うっかり近づいて、ものすごい攻撃を受けた。

ポリネシアは陸のほうもこれから実りの季節である。
花が咲き乱れ、果物が実をつける。
家の前と後ろにあるマンゴーの実も今はたわわになっている。
夜中屋根の上に
ゴン!
と落ちてきて、ドッキリ目を覚まされることたびたびである。


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