2009年11月10日火曜日

10日「サメのはなし」


レモンシャークはまだお戻りでない。
ハピティで一匹見かけたが、タプーではゼロだった。
ツマグロはなぜか男の子ばかりがいた。
サメは言うまでもなくお魚である。
魚というのは卵を産む。
しかしサメの中には子宮をもって完全なサメの形になってから出産するものも多い。
完全な胎生というのではなく、子宮の中に卵のようなものを作り、
胎仔はその卵黄で成長する。卵黄嚢から母親の欠陥につながり、栄養をもらったりするらしい。
レモンシャークはそのタイプである。
確かにブランシェットと呼ばれたレモンちゃんはいつまでも大きなおなかをしていた。
ある日急にスリムになったものだ。

サメは長生きするお魚であるから、性的に成熟するのに10~20年かかるらしい。
しかも妊娠期間が長く、1~2年も妊娠し、そして生まれる子どもの数は少ない。
ただし一旦生まれてしまえば、すでにサメの機能を備えているので、いきなり獲物を捕らえることができるのだ。
そんなわけで、サメは乱獲などに非常に弱くて、あっという間に数を減らしてしまうのだ。
レモンちゃん、無事に早く帰ってきてくれい。

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